岡山県議会議員 天野ひでお

6月定例議会が閉会しました

2025.07.02

6月定例岡山県議会が閉会となりました。
私は今回、当選以来連続9回目となる登壇の機会をいただき、「インフラの維持管理」「河道内整備実施計画」「放置艇対策」「離島の医療体制」「フィルムコミッション事業」の5項目について質問を行いました。

◆老朽インフラをどう守るか

高度経済成長期に整備された橋や道路、上下水道の多くが更新期を迎える中、効率的かつ持続可能なインフラ維持管理体制の構築は急務です。
市町県の広域的な連携体制の整備や、技術職員の確保・育成の観点から、県の主体的な取り組みを求めました。特に、工業高校との連携強化が技術人材の裾野拡大に直結することを指摘し、教育の現場にも注目を呼びかけました。

◆命と暮らしを守る河川整備

氾濫リスクの高い県管理河川の整備を進める「河道内整備実施計画」については、すでに整備を終えた区間の再繁茂や土砂堆積への対応、これから本格化するランクB河川の優先順位・スケジュールの明確化、そしてランクC河川への柔軟な先行対応の必要性について提案しました。

◆7月から本格始動、放置艇対策

私自身も再三取り上げてきた放置艇問題について、いよいよ7月から「放置等禁止区域」の指定や占用制度の運用がスタートします。
ただし、所有者の特定・登録が進まない現状や、現場での混乱・不安の声が課題として残っています。制度の実効性を高めるには、丁寧な説明と、トラブル防止に向けた県のフォロー体制が不可欠です。

◆離島医療、空と海の命綱を守る

壱岐島での医療搬送ヘリ墜落事故を受け、改めて離島医療体制の持続可能性に危機感を抱いています。
笠岡諸島をはじめとする本県の島しょ部では、ドクターヘリや済生丸による巡回診療、笠岡では救急艇「みたけ」が命をつなぐ体制の一翼を担っています。
しかし、人材確保や財政的支援現場の運用課題には限界があり、国・県・市町村の責任と支援のあり方が今こそ問われています。

◆映像を通じた地域発信の可能性

最後に、フィルムコミッション事業について。
関係人口の拡大が国の地方創生戦略において重視される中、映画やドラマのロケ誘致は単なる観光振興にとどまらず、地域に継続的に関わるきっかけづくりとして有効です。
私の地元・北木島で撮影された「トリリオンゲーム」でも、ロケ地を訪れる観光客が増え、地域の賑わいにつながっています。
こうした成功例を踏まえ、地域を越えた広域連携によるネットワーク構築や、ふるさと住民制度との連動といった展開も提案しました。

今回も県政の重要課題について、地元の声をもとに具体的な提言をさせていただきました。
引き続き、「現場の声」を大切にしながら、誰もが安心して暮らせる地域づくりのために、地に足のついた政策提案を続けてまいります。

どうか今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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