岡山県議会議員 天野ひでお

9月定例会 一般質問のご報告

2025.10.09

岡山県議会9月定例会にて、以下のテーマについて一般質問を行いました。
県政の課題を現場の声に基づき整理し、今後の政策推進に向けて提言を行いました。

🌸ふるさと納税の現状と今後のあり方について

令和6年度の全国寄附総額は約1兆2,728億円と過去最高を更新しましたが、制度の課題として返礼品や仲介手数料による経費増大が指摘されています。
岡山県内でも寄附総額は過去最高の約127億円に達する一方、県への寄附は減少傾向で、県財政としては赤字が拡大しています。

県単体としても市町村と連携しながら、地域資源を組み合わせた返礼品開発や体験型コンテンツとの融合など、県全体の魅力発信に取り組むべきだと提案しました。
単なる赤字是正ではなく、「岡山ならではの魅力を高めるふるさと納税」への転換が必要です。

🚢地域公共交通ビジョンについて

人口減少や運転手不足、燃料費高騰などにより公共交通の維持が困難になっています。
特に笠岡諸島の離島航路は生活の足であり、存続の危機にあります。

新たに策定される「岡山県地域公共交通ビジョン」について、実効性の担保と、数値目標を伴う検証の仕組みを求めました。
また、県が主体的に市町村を越えた交通ネットワーク整備を進めるよう要望しました。

🐗鳥獣被害防止対策について

県内のイノシシによる農林業被害額は約1億1千万円と過去5年間で最多となりました。
笠岡市を含む県南地域では被害が拡大しており、狩猟者の高齢化や担い手不足が深刻です。

県がより主体的に捕獲や対策を担う仕組みを検討するよう求めるとともに、豚熱感染拡大への備えとして、ワクチン接種・資材確保・関係団体との連携強化を質問しました。

🏫県立高校再編整備について

笠岡工業高校を含む県立高校の再編整備が進められていますが、地域対話会やアンケートの実効性に課題を感じています。地域の産業界や将来の保護者世代の意見をより丁寧に聴取し、実効性ある計画とすべきと訴えました。

また、過去の高校統合事例の検証結果を今後に活かすこと、教育研究協議会(高教研)の議論をより機動的に行う体制整備も提案しました。

🚴自転車の交通安全について

来年4月から自転車の交通違反に対する「青切符制度」が導入されます。
県内では年間1,000件以上の事故が発生しており、特に10代の事故が多く見られます。

若年層・社会人・高齢者それぞれに応じた分かりやすい啓発の強化を要望するとともに、交差点での通行空間整備や専用レーンの拡充など、インフラ面での安全確保を求めました。

✍まとめ

どのテーマも、県民生活に直結する重要な課題です。
現場の声を県政に反映し、地域の持続的な発展につなげていけるよう、引き続き議会の場でしっかりと訴えてまいります。

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